その他のチェーン展開

酒販売

フランチャイズはチェーンの一形態である、という話を最初のページでしました。
では、チェーンには他にどのような種類があるのか、紹介していきます。

フランチャイズとちょうど相対的な位置にあると言えるのが、レギュラーチェーン(直営店)です。
レギュラーチェーンではブランドを持っている企業が店舗を構え、従業員を雇用し、責任者を任命します。つまり、フランチャイズのように別個の企業が同じ名前を名乗って営業している、ということはありません。
コンビニのように店舗の数が莫大だとレギュラーチェーンでは運営が不可能ですが、少数の店舗であれば、レギュラーチェーンの方が効率はいいでしょう。
大手百貨店やスーパーマーケット、展開数が少ない外食業などがこの形態で営業しています。

もうひとつは、ボランタリーチェーンです。
ボランタリーとは「自主的」という意味があり、複数の事業社が同一の商品を取り扱う点においてはフランチャイズチェーンと同じですが、各店舗がそれぞれの店の名前を名乗っているのが大きな違いです。
小売店において多いチェーン形態で、複数の小売店が共同組織を結成し、まとめて大量の商品を仕入れ、各小売店へ分けていきます。そうすることで個々の小売店ではできないような価格交渉などが可能となり、安く、多く売ることが可能となります。
具体的な例としては、メガネ店、文房具店、家具店、量販店などがあります。
メガネや文房具を購入する際、その店独自のブランドのものが販売してあることは少なく、まったく違う店舗においても同じ商品が売られていることが多いと思います。それぞれの店舗で普通に仕入れていることもあるでしょうが、こういった小売店ではボランタリーチェーンを組織して仕入れている可能性が高いです。

その他の例

ファイト

フランチャイズチェーンの代表格は、間違いなくコンビニでしょう。
大手コンビニチェーンは都会の中だと本当にあちこちで見ることができ、数百メートルも離れていないところに同じブランドのコンビニが建っていることもよくあります。ライバルブランドが隣接していることもしょっちゅうです。
田舎に行ってもある程度のところまではコンビニが存在し、新しく土地を開拓していく際には真っ先に進出して人の流れを呼びこむ役割を果たします。
このようにコンビニはとにかく店舗を増やし、消費者の意識に存在を根付かせることに成功していると言えるでしょう。

ハンバーガーショップなどのファーストフード、レストラン、定食屋などの外食業が、コンビニに次ぐ代表例と言えそうです。
これらの業種も、ひとつのブランドがかなり多くの店舗を有していることが多いですが、コンビニと同じくフランチャイズチェーンにより運営されています。
コンビニに代表される小売店の多くもそうですし、携帯電話のショップなどもそうです。
フランチャイズとして経営している店舗は全国で23万を超えており、街中で見るいろいろな店が意外にもフランチャイズだった、ということも考えられます。

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